もうひとつの沖縄旅行：気軽にうろぱしゃ日記：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

もうひとつの沖縄旅行　[お出かけ] [編集]

楽しかった沖縄旅行もいよいよ最終日この日の羽田行き最終便21時10分に乗って現実の世界に帰らなければ行けません^^;

ホテルのチェックアウトは11:00早めの朝食を済ませ、妻は荷物整理子供と私は最後のプール遊びを楽しみました。そして無事チェックアウト　お世話になりましたまた来ます！

最終日は那覇空港近くの首里城見学＆国際通りに行き見学＆夕食の計画でしたが予定を急遽かえ沖縄平和記念公園・ひめゆりの塔を追加しました。早速平和記念公園にこの日も暑かった〜そう言えば前回の記事で書き忘れましたが車を駐車場においておくと当たり前ですがかなり車内が熱くなりますそれも強烈にハンドルが熱くて触れませんもし、この時期に沖縄旅行を計画されてる方がいれば車の日よけ（フロントガラスに立てるやつ）を現地で購入し活用した方が良いと思います。

それとカメラ等電子機器の車内置き去りにも要注意ですね。先日の美ら海水族館に行った時車内にiPodを置いておいたのですが想像を絶する程熱を持っていました^^;故障したかと思いましたが平気でした。

話が全くそれましたが私達は沖縄平和記念公園に

早速駐車場に車を置き公園の中に

ここで訂正いたします沖縄平和祈念公園が正しい名称でした訂正いたします。

公園の方に向かっていくとどこからともなくお花売りのおばさん達が現れます「お花を買って下さいそして平和の礎にお供えして下さい」う〜ん場所柄に嫌だとは言えないしお花をお供えしたいし早速買いました（笑）今考えると不思議なんですが後でそのお花が写真でも見えると思いますが２束渡され600円と言われましたが何故？２束だったのか１束でも良かった気がしますが？まいっか（笑）そして

遠くに見えるのが平和の丘だそうです手前の広いスペースは式典スペースだそうです広かった〜

ちょっと余談ですが私が何で急遽この公園に行く事にしたかと申しますと、今回の旅行でこんなに楽しませてくれた沖縄ですが今から何十年も前にはとても悲惨な戦争が有りその方達のお陰で今この様に沖縄を楽しめると言う事を私や妻を含めて子供達に教えてあげたからです。

しばらく歩くとそこには沖縄戦で命を落とした約２４万人のお名前が刻まれた平和の礎（いしじ）が目の前に

二枚目写真で祈念碑に白くお名前が刻まれているのがお分かりでしょうか？

無数の石碑がまるでオブジェの様に置かれていました（祈念碑は県ごとに並んでいます）日本の方だけではなくこの戦いで戦没したアメリカの方のお名前もかなり有ったのが印象的です。（約１万４千人）

私達は全ての戦没者に祈りを捧げたかったのでここに先程のお花を献花し、しばしの間でしたが家族揃って黙祷をして来ました。

個人的にお花を置いてある祈念碑も見受けられました。この全ての祈念碑は太平洋戦争沖縄戦終結５０周年を記念して建てられたそうです。

その横には2000年にリニューアルされた資料館が有ります。建物の外観はとても平和な高級コテージの様な作りですが資料館の中は悲惨な記憶そのままでした。撮影禁止なので写真では中の様子をお伝えしませんが（多分撮影OKでも撮らないでしょう）悲惨な沖縄の歴史を映画や写真や犠牲者の遺品で伝えてくれました。かなり悲惨な映像や写真も印象に残りましたが生存者の証言集が置かれているコーナーがあり活字での証言は写真や映画以上に心に来る物がありました。

資料館の前には実際に引き上げられた魚雷や機関銃が置いてありました。

多分戦争経験者であろう年齢のご老人がかなりの猛暑の中直立不動でこの錆び付いた歴史に祈りを捧げていたのが何とも印象的でした。しかし

しばらく間を置き再びそこの場所に行ってみると・・・缶コーラを片手に複数の方々が偶然いらっしゃっいました、これは偶然米国の方だったかもしれません、もしかしたら日本の方でも缶ジュースを片手に見る方もいらっしゃるかもしれません。ただ私は戦没した２４万人の祈念碑を後ろにし缶ジュースを片手には決してここには立てないのでは？とこの方達を見て強く感じてしまいました。魚雷や機関銃は錆び付いて風化しても犠牲になられた人々の思いは決して風化してはいけないのではないか？これは私の個人的な意見です。

白いビーチそして青い空そして素晴らしい海そんな沖縄も良いけれどももしこちらに来た時は過去の歴史も是非振り返ってみて下さい。そして

この平和の火の向こうに見える多くの人が身を投げた岸壁と海を実際の目で見て下さい絶対に忘れてはいけないそして風化させてはいけないと思うはずですよ。何十年も立った今では何事も無かった様な素晴らしい景色ですが。

旅行最終日で飛行機の時間の関係も有ったのでもう少し色々と見たかったのですが私達は車で約10分程度のひめゆりの塔に向かいました。

ここは小説や映画・ドラマで有名ですね。

思ったていたより小さな塔にビックリしてしまいました。

今でも献花がたえません。ここは入り口にお花を売っている所が有ります。

あまりに有名なお話なので内容は割愛させて頂きますがここでとっても印象に残っているのはすぐ後ろに資料館が有るのですが

そこの資料館のなかに奇跡的に助かったもとひめゆり学徒（女性）が当時の戦場での病院を再現した所にいらっしゃって

病院と言っても丘の斜面に横穴が掘られただけですが、ある家族に当時の悲惨な様子を目に涙を沢山浮かべながらに語っていたのがとても印象的でした。

その時の悲惨な時からかなりの時間が経っている訳ですがその方はつい昨日の出来事の様に語っているのがとても印象的でした。

如何だったでしょうか今回は内容がちょっと重かったかもしれませんが決して忘れてはいけない事と痛感し記事にさせて頂きました。

当初は今回の記事で沖縄旅行はひとまず完結と思っていたのですが・・・

次回首里城＆国際通り近辺そしてさらに最終回旅のまとめで（計２回）締めたいと思っています（笑）も〜良いよと思われてる方も多々おられるると思いますが是非是非最終回までお付き合いを^^

2008-08-11 06:32 nice!(44) コメント(14) トラックバック(0)
共通テーマ：日記・雑感

nice! 44

ぜったいに風化させてはいけない話だと思います。
貴重なお写真、ありがとうございました。
by いわもっち (2008-08-11 12:56)

本当に貴重なお写真、ありがとうございます。
大切な想い、そう思います。
by お茶屋 (2008-08-11 13:10)

楽しいことだけの旅行で帰ってくるのではなく、ちゃんとお子様たちの教育も兼ねて
企画されていたとは、PAPAさん立派です！
確かにPAPAさんのおっしゃるように、チャラけた観光気分で行く場所ではないですね。
ひめゆりの搭って有名ですが、こんなに小さいとは初めて知りました。
もっと天向かってそびえ立つ立派なものだと思っていましたが、逆にこのように質素な
手作り感のある搭のほうがリアルに伝わってくるような気がします。
恐らく、当時のまま残されているのでしょうね。

本当に素敵な夏休みを過ごされましたね～（＾-＾）
by ALBERT (2008-08-11 13:29)